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李白の詩「静夜思」、中国出身の中学生が謎解きに成功―日本

Record China    2009年1月30日(金) 1時51分

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28日、東京に住む中国出身の中学生が、唐の有名な詩人、李白の代表的な詩「静夜思」が日本と中国で若干違うことを発見し、その謎解きに成功したと伝えられた。資料写真。

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2009年1月28日、浙江日報は共同通信からの転電として、東京に住む中国出身の中学生が、唐の詩人、李白の代表的な詩「静夜思」が日本と中国で若干違うことを発見し、その謎解きに成功したと報じた。

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中国出身の中学3年生、相木将希君は3年前に来日。日本の国語の教科書に載っていた「静夜思」を見て、自分が中国で習ったものと表記が若干違っていることに気付いた。この「静夜思」は月を眺め故郷を思うという日本人にも馴染みの深い詩。日本版は「牀前看月光 疑是地上霜 挙頭望山月 低頭思故郷(寝床の前に差し込む月光を見た。まるで霜がおりたようだ。頭を挙げて山上の月を望み、頭を垂れて故郷を思う)」だが、中国版は「看月光」が「明月光」、「望山月」が「望明月」となっている。

疑問に思った相木君は同級生と教科書の出版元に聞いてみたが、「良く分からない」という返事しか返ってこなかった。その後、インターネットで調べたり中国の専門家に手紙を出したりした結果、中国版の「静夜思」は明代以降に今の形に書き換えられて広まったもので、オリジナルは日本版の方だということが分かった。

素晴らしい謎解きを果たした相木君。来日当初は言葉の壁に悩むこともあったが、この謎解きを通じて「自信がついた」と語った。(翻訳・編集/NN)

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