中国人技術者の出国禁止、技術流出疑うも圧力受け処分撤回―韓国

Record China    2009年1月29日(木) 14時46分

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28日、韓国通信社・聯合ニュースは、双竜自動車からの技術流出問題で出国禁止処分を受けていた中国人技術者が処分を解除され、すでに帰国したと報じた。写真は上海のモーターショーに出展された双竜ブランドの乗用車。

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2009年1月28日、韓国通信社・聯合ニュースは、双竜自動車からの技術流出問題で出国禁止処分を受けていた中国人技術者が処分を解除され、すでに帰国したことを報じた。環球時報が伝えた。

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双竜自動車は韓国5位の自動車メーカー。2004年に中国の上海自動車が傘下におさめていた。昨年12月に経営危機に陥ったが、上海自動車は人員整理などを資金援助の条件としてあげたところ、労働組合と合意できず破綻した。労組は上海自動車が不当に技術を盗んだとして裁判に訴える方針を示している。

ソウル中央地方裁判所は昨年7月より技術流出問題の審理を進めており、中国人技術者1人に出国禁止を命じていた。しかしこのほど禁止処分が解除され帰国したという。京畿道の金文洙道知事がKBSラジオ放送の電話取材に対し、上海自動車から強い抗議を受けていたことを明かした。京畿道の許崇報道官は「中国国内の反韓感情、上海自動車の不満、中国に進出した韓国企業が被害を受ける可能性などを考慮し、道知事が処分解除を決定した」と明かしている。(翻訳・編集/KT)

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