<旧正月>「財源は『リストラ』」!?新年の挨拶もタブーとは…―中国

Record China    2009年1月27日(火) 7時14分

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25日、旧正月期間中の中国で、例年多くの人が使う縁起を担いだ「財源滾滾」「招財進宝」「心想事成」などの決まり文句が、今年は「禁句」になっているという。資料写真。

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2009年1月25日、北京晩報によると、旧正月期間中の中国で、例年多くの人が使う縁起を担いだ決まり文句が、今年は「禁句」になっているという。

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中国人は何かとお金にまつわる話題を好むが、金融危機や景気後退からリストラが増える中、「財源滾滾」(財源がどんどん入りますように)などといった正月の決まり文句が、サラリーマンの間では完全に禁句になっている。「財源」と「裁員」(リストラ)が同じ発音だからだ。他にも、「財源広進」(財源が広がりますように)は、「リストラが進む」ということになり不吉きわまりない。「招財進宝」(富をもたらす)も、「遭裁禁飽」(リストラに遭い、生活費を切りつめる)という意味になり、やはり嫌われる。

嫌われるのは「財」ばかりではない。「心想事成」(夢が叶いますように)という頻繁に使われる決まり文句も、「薪[食向]四成」(給料6割カット)となり、口にするのも目にするのもはばかれるという。不景気の中で迎える新年は、あまり過ごしやすいものはないようだ。(翻訳・編集/岡田)

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