教育の徹底を、青少年の性知識不足に懸念―マカオ

Record China    2009年1月23日(金) 22時36分

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22日、マカオ立法会議員が、若者の「性」問題に関する意見書を提出した。若者の性知識が不足していることが、多くの社会問題を招いているという。写真は山東省済南市の大学生によるエイズ予防キャンペーン活動。

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2009年1月22日、マカオ日報によると、マカオ立法会の梁安[王其](リャン・アンチー)議員が、若者の「性」の問題に関する意見書を提出した。

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梁議員は、今年1月初旬に明るみとなった、16歳の男子学生が13歳の女子中学生と性的関係を結んだことで刑法第166条に抵触し、身柄を取り押さえられた事件に触れ、青少年の性教育問題の深刻さを強調。「命のホットライン」によせられる相談件数は減少しているものの、同様の事例が減っているわけではないとし、青少年の性観念に対する軽視が、未成年者の妊娠や堕胎など、多くの社会問題を招いていると主張した。

意見書は、青少年の性に対する正しい認識や理解が不足しており、学校や家庭でも十分な教育効果が発揮されていないと指摘。正しい性観念が確立できていないことで心身の健康が阻害される危険性も高く、より大きな社会問題に発展しかねないとして、性知識や責任の重さなど、性教育の強化を提唱しているという。(翻訳・編集/岡田)

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