「冬休み夫婦」で潤う大学周辺ホテル、保護者は猛反発―中国

Record China    2009年1月22日(木) 21時39分

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21日、中国では大学が冬季休暇に入り校内は静まり返っているが、学校周辺のホテルや民宿は学生であふれている。帰省せず、恋人と2人きりで過ごす学生が増えているという。写真は大学周辺の違法ホテルの取り締まり。

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2009年1月21日、中国新聞網によると、旧正月(春節)が近づく中、各大学ともすでに冬季休暇に入っているが、静まり返る校内とは裏腹に学校周辺のホテルや民宿は学生であふれている。

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これまで学生は冬休みなどの長期休暇には故郷へ帰り家族と過ごすのが圧倒的多数だったが、変化があらわれている。大学周辺のホテルや民宿に泊まっている多くが学生カップル。帰省せず、「冬休みの間だけの夫婦」として、2人きりで「ラブラブ生活」を楽しむ者が増えているのだという。ホテル経営者らは、長期休暇になると学生客が増え、商売繁盛だと話す。

浙江省のある大学に在籍するカップルも、つきあい始めて1年余りになるが、今年の旧正月は故郷へは帰らず、2人きりで過ごすことにしている。卒業後は実習先も決まっており、休みの間もアルバイトしながら、時間があれば2人で図書館へ行ったり、散歩に出かけたり、2人とも「毎日がとても楽しい」と話している。

しかし、教師や父兄からは「学生らしくない」と、こうした行動に反発する意見が多数を占めている。ある教師は「断固反対!」と強硬な態度を露わにしているが、その一方で「大学生も大人、ある程度は理解を示してやるべきだ」と話す教師もいるものの、双方ともに「妊娠や避妊など性知識の教育や、女性の自己防衛意識を向上させることが重要」という点で意見が一致しているという。(翻訳・編集/岡田)

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