<旧正月>中国の帰省は「まるで戦闘」―海外メディア

Record China    2009年1月20日(火) 15時25分

拡大

19日、中国人が最も重視している祝日・春節(旧正月)を故郷で過ごすため、世界最大の「民族大移動」が各地で始まっているが、各国メディアはこうした状況を「戦闘のようだ」などと評して報道している。写真は全国各地の帰省客。

(1 / 12 枚)

2009年1月19日、中国人が最も重視している祝日・春節(旧正月。今年は1月26日)を故郷で過ごすため、世界最大の「民族大移動」が各地で始まっているが、各国メディアはこうした状況を「戦闘のようだ」などと評して報道している。環球時報が伝えた。

その他の写真

英BBC放送の16日の報道によると、中国では今まさに帰省ピークにあり、中国鉄道部は「今年の春節期間の鉄道利用者は約2億3200万人と見込んでいるが、輸送能力不足が原因で4400万人以上が切符を買えない」と推定している。また、旅客輸送をスムーズに行うため、ダフ屋の取り締まりや貨物列車の運転中止など、関連部門による絶え間ない努力が続けられている。しかし現実には、切符の入手困難や列車内のすし詰め状態など、毎年繰り返される状況は変わらず、「旧正月帰省はまるで戦闘のようだ」と紹介している。

英字紙「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」は、春節期間中に移動する人数はロシアの人口を軽く超えていると報じている。シンガポール紙「ストレーツ・タイムズ」は、08年の春節時には大雪被害により大量の旅客が駅に足止めになる事態が発生したため、中国政府は今年の春節の状況を非常に重視していると報道。また、シンガポールの華字紙「聯合早報」は、中国人一人当たりの鉄道の距離は約6cmとタバコ1本程度で、切符の入手困難は輸送能力不足が要因の1つだと報じている。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携