<上海万博>米が出展取りやめか、金融危機で資金集まらず―米紙

Record China    2009年1月19日(月) 12時48分

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18日、米国が2010年に開催される上海万博への出展を取りやめる可能性が高いと米紙が報じた。金融危機の影響で資金繰りがつかないという。写真は02年12月、上海万博の開催が決まり喜びに沸く上海市民。

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2009年1月18日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、米国が2010年に開催される上海万博への出展を取りやめる可能性が高いと報じた。金融危機の影響で資金繰りがつかないという。環球時報が伝えた。

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深刻な金融危機にある米国は、パビリオンの建設費用に頭を悩ませている。建設責任者によると、4月までに8400万ドル(約76億円)を集めなければならないが、いまだ目処は立っていない。このままでは出展取りやめという事態も起こり得るという。

この「非常事態」を受けて、米国内では「国際的イメージの失墜」を懸念する声が多く聞かれている。顧問を務めるSidney Rittenberg氏も、「米国が出展取りやめを表明しても中国政府は悪い反応はしないと思うが、中国国民の間でイメージが悪くなることは必至だ」と指摘する。

上海万博は2010年5月から10月まで開催され、延べ7000万人が訪れると予測されている。資金集めに奔走する北京在住の弁護士、Ellen Eliasoph氏は「米国が出展できないとなれば、まさに一大事だ」と危機感を募らせている。(翻訳・編集/NN)

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