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15日、国連貿易開発会議は09年の世界経済に関する予測を発表、最悪の場合には中国経済の成長率は7%にまで減速すると予想した。写真は建設中の湖北省宜昌駅。交通インフラ整備は景気対策として前倒し実施されている。
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2009年1月15日、国連貿易開発会議(UNCTAD)は2009年の世界経済に関する予測を発表した。最悪の場合、中国経済の成長率は7%にまで減速、社会安定のための最低ラインとされている8%を割り込むと予想している。16日、新華社が伝えた。
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同報告書は「楽観」、「基本」、「悲観」の3つのシナリオを想定し、成長率を予想した。基本シナリオの場合、先進国の成長率は0.5%、新興国の成長率は4.8%、途上国の成長率は4.6%にまで減少するという。
中国は世界的に見れば高い成長率をキープすると見られ、「楽観」で8.9%、「基本」で8.4%、「悲観」で7%の数値が予測されている。外貨準備高が多くまた財政が健全であるため、政府対策の余地が大きく、輸出不振をカバーする内需成長が期待されるのが高成長率キープの要因だ。しかし、これまで続いてた二桁成長からは大きく減速、失業者の増加など社会不安が浮上する可能性も指摘されている。なお米国の成長率は1.2%、日本は1.1%、ユーロ圏は0.4%と予測されている。(翻訳・編集/KT)
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