Record China 2009年1月14日(水) 16時28分
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12日、広西チワン族自治区融水県のある小学校は、今学期最後の授業を終えた。教師と全校生徒を合わせてたった4人の学び舎を切り盛りするのは、ベテランの許振光先生。「たとえ山村の子供でも、教育の機会を逃してはならない」との信念を持つ。
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2009年1月12日、広西チワン族自治区融水県のある小学校は、今学期最後の授業を終えた。教師と全校生徒を合わせてもたった4人の学び舎は、続く期末試験を終えれば、しばらくは寂しいがらんどうになる。チャイナフォトプレスの報道。
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近年この学校では、3年生以上の学童はすべて村外の学校へ転出しており、また、出稼ぎへ行く父母へついて村を出て行く児童もあとを絶たず、現在では2年生までのわずか3人が在校するに留まり、たった1人の教師が彼らを受け持っている。教職に携わって37年の許振光(シュー・ジェングアン)先生は、この学校へ転任してから8年間、往復4時間の道のりを徒歩で学校に通い、授業のみならず事務作業などのすべてを一手に引き受けている。
それでも許先生がこの学校で教師を続ける理由は、「たとえ山村の子供であっても、すべての子供たちが教育を受けなければならない。たった1人の子供も、教育の機会を逃してはならない」との信念からだ。教え子がいかに少なかろうと、求められる限り、許先生はここで教鞭をとり続ける。(翻訳・編集/愛玉)
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