このシリーズでは、08年に様々な話題を提供してくれた、中華圏の女性有名人10人を紹介する。

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9人目は女優の伊能静（いのう・しずか）。本名は呉靜怡。1969年3月4日生まれ、台北市出身。母親の再婚相手が日本人のため伊能姓を名乗り、中学時代より日本に住む。1987年台湾でデビュー。歌に、映画に、CMに幅広く活躍している。

2000年、人気アーティストのハーレム・ユー（[广/臾]澄慶）と結婚。ハーレムとは、14年の交際を経ての長い春だった。その後、長男も授かり“良妻賢母”のママタレとして多くのCMに出演していたが、ここ数年は夫婦不仲説も浮上していた。そしてついに昨年11月、俳優のビクター・ホアン（黄維徳）と北京の繁華街を手をつないで歩く姿がキャッチされ「手つなぎ不倫」と大騒動になった。

飲料や化粧品など数々のCMに出演している伊能静、その契約料は2000万〜3000万NTドル（約5800万〜8600万円）と言われているが、この騒動禍、イメージは大きくダウンし、CM契約を打ち切ったり、見合わせたりする企業が続出している。（原稿/MY）