中国は日本の識字率の高さ学べ―香港メディア

Record China    2009年1月6日(火) 9時8分

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4日、香港誌は「中国は日本の何を学ぶべきか?」と題した記事で、「文盲」のいない日本の義務教育を手本にすることから始めるべきだと論じた。写真は08年4月に撮影された甘粛省の山村にある小学校。

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2009年1月4日、香港誌「亜洲週刊」は「中国は日本の何を学ぶべきか?」と題した記事で、「文盲」のいない日本の義務教育を手本にすることから始めるべきだと論じた。中国新聞網が伝えた。

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記事は、日本の義務教育の特長を「平等」だとし、「どんなに貧しい地域の子供でも都会の子供と同じ教育が受けられる。北海道から沖縄まで、どの小学校にもきちんとした標準語が話せる教師がいる」と紹介。貧困地区の子供や都市戸籍を持たない出稼ぎ労働者の子供など、満足な義務教育が受けられない子供が大勢いる中国の現状と比較した。

それによると、中国の08年の教育費は国家予算のわずか4.4%。日本の8%と比べあまりにも少ない数字に「世界中の中国人は危機感を持つべき」と促した。現在の中国の教育費は日本の1925年当時に相当し、キューバや北朝鮮、アフリカの貧困国よりも低い水準だという。

同誌は最後に、「どんなに貧しくても子供の教育をおろそかにしてはならない」とし、中国が日本から何か学びたいと思っているのなら、まずは義務教育から始めるべきだと強調した。(翻訳・編集/NN)

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