2009年1月2日、人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）のヒット曲「青花瓷」が、中国の名門大学、北京大学と清華大学の入学試験で「間違い探し問題」として出題されたという。聯合報が伝えた。

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「青花瓷」は、ジェイと作詞家ヴィンセント・ファン（方文山）のゴールデンコンビが07年に発表した中国風の楽曲。題名の「青花瓷」とは中国の伝統的な陶器のことで、中国の著名な骨董愛好家によると、歌詞の中には骨董をよく知らないために犯した重大な間違いが2つあるという。

しかし、元旦に行われた北京大学と清華大学の入試問題に出題されたのは、歌詞の中の文法間違いを指摘するもの。作詞したヴィンセント・ファンも、回答が発表されるのを心待ちにしている1人で、「大勢で議論するのは良い事。学生の学習熱をかき立てるきっかけになれば」と話している。

ジェイの楽曲はこれまでにも、「七里香」「愛在西元前」「髪如雪」が入学試験に使用され、「青花瓷」は台湾の最高学府・台湾大学の学内テストにも使われている。（翻訳・編集/Mathilda）