<医療事故>治療翌日に3歳児が死亡、遺族は病院を追及―海南省

Record China    2009年1月3日(土) 11時18分

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1月2日、人民網は海南屯昌県でおなかを壊していた3歳の子どもが病院で治療を受けた後、体調を悪化させ死亡したことを報じた。遺族は病院に賠償を求めている。

2009年1月2日、人民網は海南屯昌県でおなかを壊していた3歳の子どもが病院で治療を受けた後、体調を悪化させ死亡したことを報じた。遺族は病院に賠償を求めている。

11月13日、まだ3歳の馮少花(フォン・シャオホア)ちゃんは腹部がふくらみ、下痢を繰り返すなどの症状に見舞われた。南坤鎮藤寨衛生院で診察を受けたところ、注射を打たれただけで返された。翌日も体調が回復しなかったため再び同院で受診、注射を受けた。その夜から馮ちゃんの体調は悪化、翌日にも同院を訪問したが医師は前日同様の治療を提案したため、不安に思った両親は県人民医院へと馮ちゃんをつれていった。検査の結果、病状が深刻であることが判明。省人民医院に移送されることが決まったが、その途中馮ちゃんは命を落とした。

遺族は馮ちゃんの死は藤寨衛生院の判断ミスによるものと主張、10万元(約134万円)の賠償を求めている。同院側は馮ちゃんの死に遺憾を表したものの治療行為は正当なものであったと主張、また病状が悪化した時にただちに病院に連れてこなかった遺族のミスもあると指摘した。同院は人道主義の観点から一定額の慰問金を支払う意向を示したものの、遺族の同意が得られなければ司法解剖を通じて責任を確定させたいとコメントした。(翻訳・編集/KT)

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