Record China 2008年12月31日(水) 22時26分
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29日、新民網は「08年の10大デマニュース」を発表。出どころはインターネットが圧倒多数を占め、その件数は例年をはるかに上回った。写真は天安門広場にある孫文肖像画。
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2008年12月29日、新民網は「08年の10大デマニュース」を発表。誤報の出どころはインターネットが圧倒多数を占め、件数は例年をはるかに上回った。その一部を紹介する。
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まずは、「“中国革命の父”孫文は韓国人」と韓国紙「朝鮮日報」が報じたというニュース(新快報:08年7月31日掲載)。中国各紙が一斉に報じたことで、大騒動に発展。中国のネットユーザーは韓国が歴史を盗んだと激高したが、実際には朝鮮日報はそのような記事を掲載しておらず、ねつ造されたものであることが判明した。
今年になって一気に高まった中国人の嫌韓感情。05年に韓国由来の文化として「江陵端午祭」が世界無形遺産に登録されたことが反発の一因。孫文のデマニュースの後には、「中国古代四大美女の西施(せいし)やNBAの姚明(ヤオ・ミン)選手、毛沢東はいずれも韓国人」「パンダの起源は韓国」といった韓国のイメージを損なうニュースが次々と報道された。
また、北京五輪前に降って湧いたのが「飛び込みの女王」こと郭晶晶(グオ・ジンジン)選手の妊娠報道(環球網:08年5月8日)。「妊娠発覚によって、国家チームから離脱」と国内外で大々的に報じられたが、郭選手はデマ報道をはねのけ五輪でみごと金メダルを獲得した。このほか、記事は「ビル・ゲイツ氏が北京五輪を観戦するため年間賃料1億元(約13億円)の高級マンションを借りた(成都商報:08年7月23日)」や「北京不動産業者協会長が住宅価格の高騰に歯止めをかけるため、故宮博物院を爆破する意見に賛成した(東方今報:08年3月25日)」などの誤報を紹介している。(翻訳・編集/SN)
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