<08年中国ヘンテコニュース1>着メロは「上司の怒鳴り声」、クビになった女子社員―江蘇省

Record China    2008年12月30日(火) 0時32分

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08年も中国では様々なニュースがあった。その中からちょっと変わったヘンテコニュースを10本紹介する。1本目は着メロが原因で会社をクビになった女子社員のニュース。資料写真。

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2008年も中国では様々なニュースがあった。その中からちょっと変わったヘンテコニュースを10本紹介する。

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1本目は着メロが原因で会社をクビになった女子社員のニュース。江蘇省南京市に住む若い女性・劉(リウ)さんが働く会社の副社長はいつも部下を怒鳴り散らしていた。ちょっとしたいたずら心から、劉さんは副社長の怒鳴り声を録音。16回分の録音を編集し、“愉快な”携帯電話の着信音を作った。「これを聞くと、会社の仲間は大笑いするの」と彼女。ある日、会社で劉さんの携帯が鳴った。偶然そばにいた副社長は自分の怒鳴り声を聞いて激怒。その後、劉さんとの継続雇用契約を取り消すという人事部の通達があった。そればかりか、年末ボーナスも支給されないという。

そこで、劉さんは会社を告訴。突然の訴状に驚いた会社側はあわてて彼女に和解を申し出た。その結果、彼女は2か月分の給料1600元(約2万4000円)と年末ボーナス1万元(約15万円)を手に入れることに成功。副社長は今も彼女が許せないと息巻いているが、法律家の話では劉さんの行為は営利目的でもなく、人権侵害とはみなされないという。

この珍事件に、中国のネット上では多くの反響が寄せられた。代表的な意見は、「怒鳴り声の主」副社長を批判するもの。副社長が解雇の正当性を主張する際、「私はアイルランドでMBAも取得しているんだ」と発言したことが攻撃の対象になり、「“海亀(海外留学帰りの人を指す)”の何がすごいっていうんだ」「“海亀”には冗談も通じないのか!心が狭い!!」といった意見が相次いだ。一方、解雇された劉さんに対する意見は、「よくやった!」との賞賛と、「こんなつまらないいたずらをするなんて、暇にもほどがある」という冷静な批判に二分されている。(翻訳/本郷・編集/TH)

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