<環境保護>白熱灯が消える…省エネ蛍光灯の普及推進を発表―中国

Record China    2008年12月27日(土) 23時26分

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25日、中国国家発展改革委員会は「白熱灯の淘汰と省エネ電灯の普及推進計画」を正式に発動。すべての照明を電球型蛍光灯に替えると、大幅な節電になるという。資料写真。

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2008年12月26日、中国国家発展改革委員会は25日、「白熱灯の淘汰と省エネ電灯の普及推進計画」を正式に発動したと発表。北京市「京華時報」が伝えた。

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節電と二酸化炭素排出量削減を目指し、中国は国連の「クリーン開発メカニズム(CDM)」に登録。エネルギー効率の悪い白熱電球を廃止して、省エネタイプの電球型蛍光灯に交換することで大幅な節電効果が得られるというもの。

中国全体の電力消費量のうち、照明に使われる電力は12%を占める。現在使用されている白熱灯をすべて電球型蛍光灯に替えた場合、年間で480億キロワットの節電になるという。

中国の証券アナリスト胡超(フー・チャオ)氏は、「このCDM事業は白熱灯の終結と蛍光灯の需要拡大を示すもので、市場に直接的な影響をもたらすことは必至。中長期的に見れば、関連企業にとって大きなチャンスといえる」と指摘しているが、「中国の国土面積と消費者格差、省エネ意識の徹底度などを考慮すると、短期間で大きな変化があるとは思えない」とも述べている。(翻訳・編集/本郷)

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