ドキュメンタリー番組の「やらせ」を禁止=広電総局が通達―中国

Record China    2008年12月24日(水) 17時28分

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24日、中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)は、全国の放送局に「ドキュメンタリー番組のやらせ」を禁止すると通達した。写真は国営中央テレビ(CCTV)の番組「感動中国」。毎年、1年間で最も中国を感動させた人物や団体を選ぶ。

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2008年12月24日、中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)は、全国の放送局に「ドキュメンタリー番組のやらせ」を禁止すると通達した。西安晩報が伝えた。

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中国ではここ数年、視聴者が番組に出演し自らの体験談を語るドキュメンタリー番組が花盛りだ。その内容は様々だが、全ての番組に共通しているのは「実際に主人公の身の上に起こった本当の話」と謳っている点。ところが最近、これらの番組で視聴率稼ぎのための「やらせ」が横行していることがネット上でも指摘されていた。番組の内容も不倫や三角関係といった道ならぬ恋を題材にした過激な「体験」が受けているという。

中国では昨年ごろからコンテスト番組や過激な性描写を含む「低俗番組」に対する取り締まりを強化してきた。この通達後、複数の放送局で番組の打ち切りやリニューアルなどが行われたという。(翻訳・編集/NN)

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