県幹部、飲酒後の暴行・暴言で解任!ネットで話題となり中央が指示―山西省

Record China    2008年12月24日(水) 7時20分

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22日、北京市で中央政府主催の研修を受けていたある書記が、飲酒後にガードマンを殴打し、さらには宿泊施設の女性従業員を侮辱するなど、書記のイメージを著しく貶めたとして、中央幹部の判断で解任されたことが分かった。資料写真。

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2008年12月22日、フランスの中国語メディアの報道によると、北京市で中央政府主催の研修を受けていたある書記が、飲酒後にガードマンなどを殴打し、さらには宿泊施設の女性従業員を侮辱するなど、書記のイメージを著しく貶めたとして、習近平(シー・ジンピン)国家副主席などの判断で解任処分されていたことが分かった。

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11月16日夜8、山西省垣曲県委員会の高峰(ガオ・フォン)書記は、大量の酒を飲んだ後、研修施設「国家行政学院」付近でタクシー運転手ともめて殴合いに発展し、運転手が警察に通報した。高書記は学院内に逃げ込んだが、宿直のガードマンに発見されて連れ戻された。しかし、高書記はガードマンに対しても汚い言葉で罵っただけでなく、暴力を振るったという。

解任処分のきっかけとなったのは、インターネット上の「書記のごろつきの様な態度はイメージをぶち壊す」という書込みだった。書込みでは、暴力事件の内容が明らかにされただけでなく、研修宿泊施設の女性従業員をからかい、侮辱した内容も暴露されていた。さらに、中央政府や関連部門に対し、イメージを著しく貶めた書記に対する適切な処分を求めており、ネット上で大きな注目を浴びていた。

事件を重く見た山西省紀律検査委員会では中央政府に指示を仰いだところ、習副主席が適切な処分を要求。同省政府は高書記の職務解任を決定するとともに、各幹部に対し職務中の飲酒禁止などの「禁酒令」を通知したという。(翻訳・編集/HA)

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