2008年12月19日、広東省広州市白雲区夏茅向西村で地割れが発生した。付近の住宅2軒が倒壊、10軒が大きく傾くなどの深刻な被害を受けた。地割れにより数千人の村民が一時避難を余儀なくされている。20日、新華社が伝えた。

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地割れが起きたのは19日午後3時ごろ、村内の路地に直径3メートルほどの丸い穴が出現した。当時自宅にいた住民によると、さらさらという砂が動くような音が聞こえていたという。穴ができるにつれ付近の住宅はゆっくりと傾いた。最大で5、6メートルは沈降していく。2戸が倒壊したほか、10戸が60度ほども大きく傾いている。いつ倒壊してもおかしくない状態のため、付近住民は避難を余儀なくされた。

原因はまだ分かっていないが、住宅の基礎工事の影響との見方が上がっている。ある村民はそう遠くない場所に古い炭鉱があり無数の坑道があることが原因と話している。（翻訳・編集/KT）