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17日、週刊誌「網絡報」の記者が山西省で違法土地取引を取材中に行方不明となった事件で、河北省張家口市の警察が収賄容疑で逮捕したと発表したが、詳細は明らかにされていない。弁護士は法律に基づいて対応する構えだ。写真は防犯カメラに写った拘束時の様子。
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2008年12月17日、週刊誌「網絡報」の記者・関鍵(グワン・ジエン)氏が山西省で違法な土地取引を取材中に行方不明となっていた事件で、このほど河北省張家口市の警察に収賄容疑で逮捕されていたことが分かったが、警察は拘留理由の詳細を明らかにしていない。このため、関氏の弁護士は同市警察に対し、接見や保釈を求めている。東方網が伝えた。
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事件は今月14日、インターネット上に「違法土地取引を調査中の記者が失踪」というスレッドが設置され、メディアが注目したことに始まる。その後、15日に新華網が「山東省公安庁からの発表によると、関氏は1日河北省張家口市の警察に収賄容疑で逮捕された」と報道した。しかし、「網絡報」の任鵬宇(レン・ポンユー)編集長によると、「警察に問い合わせたものの、逮捕理由については語られなかった」という。
東方早報の記者が張家口の警察署に取材したところ、関氏には「非公務員による収賄」の容疑がかけられているが、収賄額や詳細については「調査中のため明かすことはできない」という。1日から行方不明となっていた関氏が15日に至るまで家族に連絡しなかったのは、「調査に影響が出るため」だとしている。北京市内の弁護士によると、「刑法によれば、拘留後、調査に影響が出る場合や連絡方法がない場合を除き、24時間以内に家族や会社に連絡しなければならない」という。
関氏が拘留された場所は明らかになったが、拘留理由の詳細はいまだ不明。関氏の弁護士は法律に基づいて対応していく構えだ。(翻訳・編集/小坂)
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