<中華経済>国有航空大手2社の経営陣を交代、業界再編に向け調整か―中国

Record China    2008年12月16日(火) 7時26分

拡大

15日、中国共産党中央組織部は12日、中国東方航空と中国南方航空の経営トップの交代を発表した。写真は中国東方航空董事長への就任が決定した中国南方航空の劉紹勇董事長。

(1 / 4 枚)

2008年12月15日、15日付北京晨報によると、中国共産党中央組織部は12日、中国東方航空中国南方航空の経営トップの交代を発表した。

その他の写真

中国東方航空の李豊華董事長が退任し、中国南方航空の劉紹勇董事長がその後任となる。南方航空の董事長は当面空席となる。東方航空では曹建雄総経理も退任。後任には中国国際航空(エアチャイナ)の親会社である中国航空集団(中航集団)の馬須倫副総経理が就く。

中国民用航空局は9日、経営環境が悪化する航空業界の支援策として10項目の措置を発表。その翌日には政府が、東方航空と南方航空への各30億元の公的資金の投入を明らかにしており、業界関係者の間では、今回の人事は航空業界の再編に備えた動きとの見方が多い。東方航空の董事長に就任する劉氏は、中国南方航空を4年間で黒字転換させた実績を持つ。

東方航空の08年1−9月期は最終損益が22億9200万元の赤字。資産負債率は98.4%に達した。業界では、東方航空と上海航空との合併観測が高まっている。(翻訳・編集/HI)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携