<金融危機>愛人関係にも金融危機の影―中国

Record China    2008年12月15日(月) 22時1分

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13日、米国に端を発した世界的な不況が、香港人男性が中国本土で囲う愛人女性の暮らしにも暗い影を落としていると伝えられた。写真は不況真っ只中の香港。

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2008年12月13日、香港紙「文匯報」は、米国に端を発した世界的な不況が、香港人男性が中国本土で囲う愛人女性の暮らしにも暗い影を落としていると伝えた。

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同紙記者は、広東省深セン市内に数か所ある通称「愛人村」で連日取材を敢行。記事によれば、周辺一帯に不景気感が漂っているという。商売繁盛だった美容院、サウナ店、飲食店も、現在は客足がさっぱり。そのあおりでタクシー業界の経営も厳しい状態にある。

ある愛人村で家電リサイクルショップを営む店主は「不景気で買い取りが増えた」と話す。しかし、売り物の家電が店頭に山積みとなっているのに、買い物客が訪れないという。「景気が悪くて、どの店も商売あがったりよ」と嘆くのは同業の女性店主。「ここ半年で、多くの男性が愛人に渡す生活費を半分以上は削っている」と話す。なかには連絡を絶つ男性もいるそうだ。

深センの愛人関係は2つのタイプに分けられると同紙は指摘する。ひとつは、通常1年半で関係解消となる「短期型」。このタイプを選択するのは、相対的に収入が少ない若い香港人男性が多い。金融危機の余波を受けやすく、愛人を捨てる可能性がある。反対に、心のつながりが強く、苦境をともに耐え忍ぶことができるのは「長期型」。このタイプを選択するのは、年配の香港人男性だという。 “鳥かご暮らし”が難しくなった今、彼女らは新たな高い枝を探すか、または飼い主とともに苦難の時期を耐えるしか道はないと同紙はまとめている。(翻訳・編集/SN)

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