2008年12月14日、13日付の香港紙「明報」は今月15日から中台間で空と海の直行便が開始されるのに伴い、関係発展の歓迎ムードが一気に高まっており、これを受けて、中国側は台湾への「3つのプレゼント」を贈ることを決定したと報道された。「四川在線」が伝えた。

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「3つのプレゼント」とは、台湾のWHO加盟同意と台湾史上最高の興行成績を記録した映画「海角七号」の中国本土での公開、ジャイアントパンダ「団団（トゥアントゥアン、オス）」と「圓圓（ユエンユエン、メス）」の台湾への贈呈を意味するという。

台湾が長年求めていた世界保健機関（WHO）への加盟は、これまで中国側が難色を示してきたが、来年にも同意するとみられている。また、空前の大ヒットとなった「海角七号」については、中国本土での公開が突然延期になっていたが、これが許可されることに。ただし、公開の時期については未定である。

2頭のパンダについては、今月23日前後に台湾到着が見込まれている。2頭の出国の際に問題になっていた目的地表記については「台湾台北」で落着したという。（翻訳・編集/本郷）