2008年12月13日、自伝映画の制作が伝えられているアクションスターのジャッキー・チェン（成龍）だが、その両親役に映画監督としても知られるチアン・ウェン（姜文）と女優のコン・リー（鞏俐）の名前があがっているという。聯合報が伝えた。

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中国メディアによるとジャッキーは来年、国営の映画会社・中国電影集団公司と子供向け映画「少年成龍（仮）」を制作するという。ジャッキーの父親・房道龍（ファン・ダオロン）は国民党スパイとして活躍し、香港に流れ着いた波瀾万丈の人生で知られる人物。また母親のリリー・チャン(陳麗麗)さんも、上海では知られたアヘン売人だったという。

この両親役について、ジャッキー自身がチアン・ウェンとコン・リーのタッグを熱望。チアン・ウェンは監督デビュー作「太陽の少年」でヴェネチア国際映画祭の主演男優賞を、2作目の「鬼が来た！」でカンヌ国際映画祭の審査員特別賞を受賞した中国を代表する映画人。ハリウッドで活躍中のコン・リーも、様々な役をこなす演技派として知られており、2人の出演について今後も注目が集まりそうだ。（翻訳・編集/Mathilda）