仏大統領とダライ・ラマの会見に抗議―中国外交部

Record China    2008年12月8日(月) 16時17分

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7日、中国外交部はフランスのラドゥス駐中国大使に対し、同国のサルコジ大統領がダライ・ラマ14世と会見したことについて、強く抗議した。

2008年12月7日、中国外交部の何亜非(ホー・ヤーフェイ)副部長が同日夜、フランス駐中国大使のエルヴェ・ラドゥス(Herve Ladsous)氏に対し、サルコジ仏大統領が6日にダライ・ラマ14世と会見したことについて、強く抗議した。新華社の報道。

サルコジ仏大統領はかねてから伝えられていた通り、ポーランドのグダニスクで6日、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ14世と会見した。これに対し中国側は、「中国内政への干渉であり、中国の核心的利益と国民感情を著しく損なったとともに、中仏関係の政治的基盤を破壊した」として、強い抗議を表明した。また、「両国の信頼関係・協力関係を損なった責任はすべてフランス側にある」としている。

中国側はさらに、サルコジ大統領が欧州理事会議長としての立場も明示して会見に臨んだことについて、中国とEUの関係にも影響を及ぼしたとしている。(翻訳・編集/愛玉)

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