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6日未明、広東省梅州市大埔県の製鋼炉で噴出事故が発生、2人が死亡した。作業に当たった従業員は設備老朽化が原因と主張、一方、一部の工場関係者は規則違反の作業方法が問題だったと話している。
2008年12月6日未明、広東省梅州市大埔県の製鋼炉の噴出事故が発生、2人が死亡した。7日、広州日報が伝えた。
事故が起きたのは奕興鋳造工場。製鋼炉の炭素濃度が高すぎたため、炉のふたを開け鉄鉱石を追加したところ、噴出事故が発生した。1000℃以上にもなる、溶解した鉄が辺りに降り注ぎ、2人が死亡、1人が重傷を負った。
同工場には34人の従業員がいるが、いずれも江西省、湖南省からの出稼ぎ労働者だという。その1人、曾さんが取材に答え、設備が古すぎるのが原因だと話した。ただ、ある工場の管理者は高温の炉に鉄鉱石を追加するのは規則違反で、作業方法が問題だったと反論している。現在、事故原因の究明が進められており、工場の責任者は警察に拘束された。(翻訳・編集/KT)