一部に豪雪の恐れ、冬将軍が各地を猛襲―中国

Record China    2008年12月5日(金) 19時54分
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5日、チベットなど一部を除く中国全域を大寒波が襲っているが、今後3日間は各地で豪雪などに見舞われそうだ。年初の南部を襲った豪雪を教訓に、行政の積極的対応が求められている。写真は先月末、すっかり凍りついた黒龍江省のアムール川。

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2008年12月5日、チベットなど一部を除く中国全域を大寒波が襲っているが、中央気象局の予測では、今後3日間は各地で豪雪などの冷害が予想されるという。四川新聞ネットの報道。

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今月2日より、北部を中心に急激に気温が下がる現象が見られている。その下げ幅は24時間以内に10℃以上に達する地域もあり、一部には零下20℃を記録する地域も。中央気象局はこれを受け、同日以来、オレンジレベル(4段階のうちの3レベル)の寒波警報を発令している。同局主席気象予報士・何立富(ホー・リーフー)氏は「今後3日間、急激な気温降下、豪雪、砂嵐が各地で予想される」としている。

今年初めには、南部を中心として「50年に一度の豪雪」とされる冷害に見舞われた。電気やガスなどのインフラにまで大幅に影響したが、気象部門の予測によると、再び四川省周辺で同様の冷害が出る恐れがある。鉄道部などの運輸部門では、年初の冷害を教訓に、今月より列車への自動発電機設置など対応策を進める。これまで、天災の対応について積極性や即応力、予防策に欠けていた行政だが、本格的な冬到来を前に、十全な対策が求められている。(翻訳・編集/愛玉)



   

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