<金融危機>欧州人は携帯電話を買い控え、中国人は食費削る―独紙

Record China    2008年12月5日(金) 7時22分

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3日、世界的金融危機により人々の消費生活は様変わり。ヨーロッパの人々は携帯電話を買い控え、中国人は食費を削るようになったという。写真は中国の飲食店。

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2008年12月3日、世界的な金融危機が人々の消費生活を変えた。ヨーロッパの人々は携帯電話やパソコンを買い控え、中国人は食費を削るようになったという。11月30日付のドイツ紙「Die Welt am Sonntag(ディ・ヴェルト日曜版)」の記事を「新華網」が伝えた。

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ボストン・コンサルティング・グループが欧州諸国で今年10月に行った消費者調査によると、回答者の3分の1が失業を恐れており、それが消費生活に大きく影響しているという。物を購入する際には時間をかけて価格を比較するようになり、バカンス(長期休暇)の旅行についても節約の対象になっている。

同社が今年の夏に全世界の消費者2万1000人を対象に行った調査では、欧州人、特にドイツ人は買い物をする際に値段にこだわることが判明。反対に経済発展の著しい中国やロシアの人々は値段にこだわらず気に入ったものはすぐに購入する傾向がある。欧州人にとって携帯電話やパソコンは生活必需品であるため、少しでも安い商品を選ぶ。だが食材は値段よりも新鮮さを重視。反対に中国人は高額の電化製品はすぐに買うが、食材は少しでも安いものを選ぶ。

「欧州人、特にドイツ人は品物を安く買うことが大好きであり、お金を節約できればそれだけ自分が賢くなったような気分になれる」と同社。逆に発展途上国では「予算が少ないから仕方なく値段にこだわる」消費者がほとんどだという。(翻訳・編集/本郷)

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