中国の本当の脅威は「民主の滅亡」、最後の香港総督が指摘―英メディア

Record China    2008年11月25日(火) 12時33分

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23日、香港最後の英国総督クリストファー・パッテン氏は英メディアに対し、「中国の本当の脅威は廉価な輸出製品ではなく、“民主の滅亡”である」と述べた。写真は06年11月、北京市で行われた県や村の全国人民代表大会の代表選挙。

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2008年11月23日、香港最後の英国総督クリストファー・パッテン氏は英BBC放送のインタビューで、「中国の本当の脅威は廉価な輸出製品ではなく、“民主の滅亡”である」と述べた。

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パッテン氏は、「中国では現在、民主を必要としなくても豊かになれるという概念が広まっている。これは西側諸国にとって最大の脅威だ」と“民主の滅亡”への警戒感を示した。また、中国を「専制、非自由、重商主義」と批判し、現在アフリカなどあまり成功していない独裁政権で受け入れられるのは、「経済的に困難な時期を乗り切るための“安全弁”として利用されているだけだ」と指摘した。

パッテン氏は92年、当時英国の植民地だった香港に最後の総督として就任。在任中は97年の中国への返還を前に、西側流の香港民主化に尽力した。そのため中国政府からは敬遠されている。(翻訳・編集/NN)

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