殺人事件が6割増、経済悪化との関連性を否定―香港

Record China    2008年11月24日(月) 4時38分

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21日、08年の10か月間で香港の犯罪件数は全体で2.5%、暴力事件も2.8%減少したものの、殺人事件は34件と前年同期よりも6割増加したという。写真は香港の警官。

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2008年11月21日、香港紙「星島日報」によると、香港保安局の李少光(リー・シャオグアン)局長は20日、犯罪撲滅委員会の席上、08年の10か月間で香港の犯罪件数は全体で2.5%、暴力事件も2.8%減少したものの、殺人事件は34件と前年同期よりも13件、60%増加したと発表した。うち31件はすでに解決している。中国新聞網が伝えた。

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李局長は、経済の悪化と犯罪の増加を関連づける向きもあるが、香港は返還後数回の経済危機を経験しており、その都度犯罪件数が大幅に増加している訳ではないため、両者の因果関係はないと強調した。

麻薬犯罪は前年同期比8.9%増、ヘロインやケタミンの押収量も増加した。犯罪撲滅委員会では青少年の薬物中毒撲滅を支持しているが、向精神薬服用の疑いのある人を強制検査すべきという提案には議論の余地ありとして、検査には道具を使うことのないよう、また中毒患者の早期発見とリハビリ支援を行うべきであると強調した。(翻訳・編集/中原)

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