<サッカー>TV局が放映中止に、問題続発・イメージ悪化で完全締め出し―中国

Record China    2008年11月15日(土) 11時20分

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14日、中国の国営テレビ局・中国中央電視台(CCTV)は、問題続発の中国サッカー界のイメージの悪さなどを理由に、プロサッカー「スーパーリーグ」の試合中継だけでなく関連ニュースの放送も中止した。写真は大乱闘があった天津対北京戦。

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2008年11月14日、「体壇週報」の報道によると、中国の国営テレビ局・中国中央電視台(CCTV)は、問題続発の中国サッカー界のイメージの悪さなどを理由に、プロサッカー「スーパーリーグ」の試合中継だけでなく関連ニュースの放送も中止したという。

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サッカーは中国で最も人気のあるスポーツの1つで、CCTVはサッカーの専門番組「足球之夜(サッカーの夜)」を1996年から放送しており、同番組は94年に誕生した中国プロサッカーの成長とともに歩んできた。しかし、最新の「足球之夜」では青少年リーグと欧州サッカーに関する話題のみが取り上げられ、国内プロサッカーには一言も触れられなかった。

また、CCTVが今期放送してきたスーパーリーグの試合中継は、シーズン途中であるにもかかわらず放送中止が決定。さらに、11月10日からはCCTVのスポーツニュースからプロサッカーの話題が消え、13日に放送されたすべてのニュース番組の中で国内サッカーの話題は女子に関するものだけだったという、プロサッカーの徹底した締め出しが実施されている。

業界関係者は「試合の中継中止は今回が初めてではないが、以前は放映料問題というはっきりした原因があり、ニュースでさえも触れない今回とは全く違う」とその徹底ぶりに驚きを隠さない。

CCTVの内部関係者によると、各番組からの締め出しはサッカー界に対する不満の現われであるとし、最大の原因は「問題続発の中国サッカー界のイメージが悪すぎることにある」と話している。(翻訳・編集/HA)

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