<中華経済>消費者72%が「景気後退はまだ」―中国

Record China    2008年11月14日(金) 17時5分

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13日、調査会社大手ニールセン社が行った08年下半期の世界消費者信頼感指数調査で、中国の消費者の72%は中国は「まだ景気が後退していない」と認識していることが分かった。写真は中国のスーパー。

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2008年11月13日、新華網によると、アメリカに本社を置く調査会社大手のニールセン社が、2008年下半期の世界消費者信頼感指数の調査を行った。調査から、中国の消費者の市場に対する信頼感が分かった。

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調査によれば、世界の消費者信頼感指数は84で、05年の調査開始以来最低の数値となった。最も消費者信頼感指数が低い国は韓国(36)で、日本(44)が続く。上位10か国に「BRICs」の4か国(ブラジル、ロシア、インド、中国)が入っているが、最も消費者信頼感指数が高かったのはインド(114)だった。アメリカは82。

世界的に消費者の信頼感が低迷している中、中国の消費者信頼感指数は、05年から現在まで安定しており、96ポイントと世界水準を12ポイント上回った。調査から、中国の消費者の72%は、「中国はまだ景気が後退していない」と認識していることがわかったほか、56%は今後12か月の個人の経済状況について楽観的という。ニールセン中国地区の柯瑞斯(カー・ルイスー)会長は、中国の企業と消費者の安定した成長が市場に対する信頼感を裏づけているとし、「中長期的に見ても中国経済の成長は今後も続く」と話している。(翻訳・編集/岡田)

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