Record China 2008年11月9日(日) 0時31分
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5日、中国湖北省の感染病科医師が、携帯電話が細菌にどれほど汚染されているか調査を行った。その結果、携帯電話1平方センチメートルあたり約12万もの細菌がおり、トイレの便座に生息する細菌よりも多いことが分かった。
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2008年11月5日、人民網・健康時報によると、湖北省襄樊市第一人民医院の感染病科医師が、携帯電話が細菌にどれほど汚染されているか調査を行った。その結果、携帯電話1平方センチメートルあたり約12万の細菌がいることが明らかになった。この数字はドアノブや靴、さらにはトイレの便座に生息する細菌よりも多い。
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調査に使われた108台の携帯電話からは10種類240株の細菌が発見され、うち39株から人体に影響を及ぼす黄色ブドウ球菌が発見された。主に細菌が多かったのは携帯電話のボタン部分だった。
こうした調査結果に対し、人々は携帯電話がこれほど汚れているものだという認識はないようだ。取材によると、多くの人が就寝時や食事中、トイレ内でも携帯電話を操作するが、「汚れ」を意識したことがないという。取材に答えた35人のうち、23人は携帯を一度も消毒したことがなかった。また、携帯電話販売店数軒に消毒グッズを取り扱っているか問い合わせてみたところ、いずれも「そういった商品は聞いたことがない」との答えが返ってきた。
調査を行った医師によると、黄色ブドウ球菌は携帯電話のボタンの隙間などに生息し、体内に入ると肺炎などの疾病を起こすこともある。医師は「携帯電話を使いながら食事をとるなどという行為は非常に危険。会話時も口を携帯電話に近づけすぎてはならない」とし、「携帯電話は週に一度は消毒すべきだ」と注意を促している。(翻訳・編集/小坂)
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