<改革開放30年>世界の共通語「英語」が生活に浸透―中国

Record China    2008年11月8日(土) 10時39分

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6日、外国語といえば「ロシア語」が一般的だった中国で、1978年の改革開放政策開始以降の30年間に「英語」は人々の生活と切っても切れない重要な位置を占めてきたという。写真は06年、北京市外国語交流会。

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2008年11月6日、外国語といえば「ロシア語」が一般的だった中国で、1978年の改革開放政策開始以降の30年間に「英語」は人々の生活と切っても切れない重要な位置を占めてきたという。「京華時報」が伝えた。

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中国の英語ブームの火付け役となったのは復刊した1冊の学習雑誌。1958年に創刊された雑誌「英語学習」の当時の発行部数はわずか2000冊だった。その後休刊となったが、1978年に復刊されると発行部数はあっという間に100万部に。

また、テレビの影響も大きく、1982年1月、英語学習番組「Follow Me」が放送開始されると、「外国人教師が出演し、外国の文化が学べる番組」として大人気に。当時中国では、放送されていた番組自体が少なかったため、どの番組もテレビの台数だけ視聴者がいたとも言われており、その数1000万人。番組の教材は3000万冊も売れたという。

一方、受験界では1978年から大学入試で英語の成績が合否の参考として採用された。当時は受験者が610万人、合格者は約40万人で、同じ点数上に何万人もの受験者が並ぶ中、参考科目の英語は大きく注目された。その後1983年に中学から高校への進学試験科目に、1984年には大学入試科目に正式採用された。

このように中国で英語は、好奇心の対象から受験必須科目へ、そして現在では「世界の共通語」として成功の条件になっただけでなく、個人の生活を豊かにするための世界との交流の道具として、生活と切っても切れない重要な位置を占めているという。(翻訳・編集/HA)

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