<中国製品>SARS以来5年ぶりに成約額が減少―広州交易会

Record China    2008年11月7日(金) 18時33分

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6日、中国最大の国際見本市「中国輸出商品交易会」(広州交易会)が、閉幕した。今回は来場バイヤー数が延べ17万5000人、成約額は315億5000万ドル(約3兆53億円)と振るわず、5年ぶりに前年を下回った。写真は広州交易会。

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2008年11月6日、中国最大の国際見本市「中国輸出商品交易会」(広州交易会)が閉幕した。今回は来場バイヤー数が延べ17万5000人、成約額は315億5000万ドル(約3兆53億円)と振るわず、5年ぶりに初めて前年を下回った。新華網が伝えた。

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広州交易会は毎年春と秋の2回開催され、多くの海外バイヤーが中国製品を買い付けにやって来る。SARS(重症急性呼吸器症候群)が発生した03年を除き、毎年順調な伸びを見せていたが、今年の成約額は昨年秋と比べおよそ60億ドル(約5800億円)も減少した。公式ウェブサイトによると、昨年秋の第102回はバイヤー数延べ18万9000人、成約額は374億5000万ドル(約3兆6300億円)だった。

出展企業はかなりの苦戦を強いられたが、同会のスポークスマンで副秘書長を務める慕新海(ムー・シンハイ)氏は、「あまり悲観はしていない」と前向きだ。中国政府も輸出回復に向け、繊維製品やアパレル、玩具など一部の輸出税金還付率をさらに引き上げるなどの検討を始めた。出展企業の多くは、政府の救済政策に大きな期待を寄せているという。(翻訳・編集/NN)

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