学生食堂で集団中毒、2人死亡・38人入院―甘粛省慶陽市

Record China    2008年11月5日(水) 22時58分

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5日、甘粛省の高校で3日夜、集団中毒事件が発生。学校の食堂で夕食を食べた生徒2人が死亡した。生徒約300人のうち38人に中毒症状が見られ、入院して治療を受けることに。写真は1日に同省で発生した塩素中毒事故。

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2008年11月5日、甘粛省慶陽市慶城県の高校で3日夜、集団中毒事件が発生。4日午後5時現在、生徒2人が死亡した。当初入院した38人のうち10人はすでに退院している。「新華網」が伝えた。

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慶陽市政府、慶城県政府弁公室、同県教育局の発表によると、3日午後6時頃、慶城中学(日本の高校にあたる)の生徒2人が、学校食堂で食事をした直後に嘔吐や腹痛を訴えたため、学校側は2人をただちに病院へ送り、治療を受けさせたがまもなく死亡した。知らせを受けた慶城県政府は同日夜、同校の宿舎で生活する生徒約300人全員に病院での検査を指示。その結果、生徒38人に中毒症状が認められた。4日午後5時現在、10人が退院し、残りの28人の病状も安定しているという。

この中毒事件は市、県政府と党委員会も特に重視しており、3日夜には担当者が公安部、衛生部、教育部などの関係部門の職員を率いて学校と病院に駆けつけ、被害にあった生徒を見舞うとともに中毒原因の調査を開始したとのこと。(翻訳・編集/本郷)

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