2008年11月3日、中国公安部の孟建柱（モン・ジエンジュー）部長は、最新の雑誌「求是」に掲載された論文で、「デモなど集団事件の鎮圧では、むやみに武器を使用するべきではない。不適切な対応は、問題を激化させるだけだ」とする見解を示した。中国新聞網が伝えた。

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論文では、警察官の任務は、現場の混乱を鎮め、流血事件などへの発展を防ぐこと、と指摘。そのためには、むやみに武器を使用せず強制措置をとらないことが大切、一歩間違えば問題はさらに激化する、と説いた。

また、デマなどの発生を防ぐため、事件発生時には行政機関による迅速な第一報が不可欠、とも指摘。早い段階で真実かつ正確な情報を市民に知らせることが大切だと強調した。（翻訳・編集/NN）