速報:育種衛星「実践8号」の打ち上げに成功―甘粛省酒泉市

Record China    2006年9月10日(日) 2時34分

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「金メダルのロケット」と呼ばれるキャリアロケット「長征2号丙」による、育種衛星「実践8号」の打ち上げが成功した。

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2006年9月9日の日本時間午後4時、中国純国産の育種衛星「実践8号」が、甘粛(かんしゅく)省酒泉(しゅせん)市の衛星発射センターで打ち上げに成功した。実践8号は国内初の育種用衛星で、中国の帰還型衛星技術と遺伝子変異誘発技術とを用い、宇宙での研究を行う。宇宙での育種技術のメカニズムを模索し、優良種の開発を目指すのが目的だ。発射は衛星打ち上げ用のキャリアロケット「長征2号丙」を用いて行われた。これは中国宇宙飛行科技集団に所属する、中国キャリアロケット技術研究院が開発したもの。ロケットは2段式で、常温液体の推進燃料を使っている。長征2号丙はこれまでに連続27回衛星の打ち上げに成功しており、中国の宇宙飛行史における「金メダルのロケット」といわれている。実践8号は15日後に帰還し、四川(しせん)省遂寧(スイニン)市で回収される予定。

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