2008年10月29日、「中国青年報」によると、米国コンサルティング会社「ボストン・コンサルティング・グループ」による07年版最新「世界資産報告」がこのほど発表され、07年世界には100万米ドル以上の資産を有する世帯は前年比11．2％増の1070万人に達したことが分かった。06年同様、07年も米国が「億万長者世帯」の1番多い国となり、次いで日本、イギリス、ドイツと続く。中国は39万1000世帯で5位に着け、ドイツの42万2000世帯を抜かす勢いだ。

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同グループのビジネスパートナーである●俊豪（デン・ジュンハオ＝●は登におおざと）董事総経理は、「08年末には中国の億万長者世帯はドイツを追い抜くであろう」と語り、その理由として、中国のGDP（国内総生産）の伸びが10％前後で財産の増加速度が非常に速いこと、ユーロ安でドイツ国民の財産に影響が出ること、中国人は現金、ドイツ人は株式を好む傾向にあり、株式市場の暴落に伴い、中国人の資産の価値はより保障されていること、などを挙げた。（翻訳・編集/MY）