馬総統を「前国民党主席」と呼称か、窓口機関トップの初訪台で―台湾

Record China    2008年10月29日(水) 12時24分

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28日、中国の対台湾窓口トップと台湾の馬英九・総統が、11月7日に会談を行う。お互いに「馬前主席」「陳会長」と呼び合うことになるという。写真は6月、北京で合意文書に署名する中台窓口機関トップ。

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2008年10月28日、中国の対台湾窓口トップの陳雲林(チェン・ユンリン)海峡両岸関係協会会長と台湾の馬英九(マー・インジウ)総統が、11月7日に会談を行うことが決まった。お互いに、「馬前主席」「陳会長」と呼び合うことになるという。四川オンラインが伝えた。

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記事によると、台湾の迎賓館にあたる台北賓館で行われる会談では、ホスト役の馬総統が「陳会長、ようこそ」と出迎え、陳氏が「こんにちは、馬前主席」と答える場面がお膳立てされている。ここで馬総統に対して用いられる「前主席」との肩書きは、馬氏が05年8月〜07年2月まで着任していた国民党主席を指している。だが、お互いを呼び合うのはこの最初の挨拶時だけで、会談中は呼び合うことをしないという。

さらに、会談の主要議題は、「三通(通航、通商、通郵)問題」になると伝えられた。陳氏は11月3日〜7日、台湾を初訪問。馬総統との会談はその最終日に行われることになる。

このほか、中国新聞網によると、27日に開かれた海峡両岸関係協会と台湾側対中国本土窓口の海峡交流基金会の事務レベル協議で、陳氏に同行するのは副会長、理事などを含めた約60人になることが決まった。(翻訳・編集/NN)

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