メラミン汚染タマゴ、日本にも輸出―中国

Record China    2008年10月29日(水) 7時13分

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2008年10月、香港では鶏卵からも基準値を超えるメラミンが検出された。日本にも輸出しているという。写真は北京市の高級スーパー、問題が発覚した大連韓偉養鶏有限公司製品が売り場から回収された。

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2008年10月、メラミン汚染粉ミルクに続き香港では鶏卵から基準値を超えるメラミンが検出された。飼料にメラミンが混入されていた可能性が高いと見られており、農業部は飼料のメラミン許容量基準値を改訂する動きを見せている。28日、新民網が伝えた。

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26日、香港食物センターは遼寧省・大連韓偉養鶏有限公司が出荷した鶏卵から基準値を大幅に上回るメラミンが検出されたことを発表した。問題製品はすでに回収され、香港への供給もストップしている。

汚染粉ミルクは乳牛の飼料にメラミンを配合するという手法で行われており、汚染卵の原因もメラミン配合飼料による可能性が高いと見られている。原因はまだ特定されたわけではないが現在調査が続けられている。農業部は飼料に含まれるメラミン許容量基準値を改訂する検討に入った。

大連韓偉養鶏有限公司は1992年の設立、2002年には農業産業化国家重点トップ企業、遼寧省で初となる近代農園の指定を受けた優良企業。2004年には国家食品薬品監督管理局から全国食品安全信用システム建設試行企業にも指定された。

アジア最大の鶏卵粉製造企業であり、中国国内のみならず、日本、香港、東南アジアなどアジア各地に輸出している。製品はタマゴとして販売されるだけではなく、鶏卵粉としてさまざまな加工食品に利用されているだけに、汚染食品の種類は広範なものに及ぶ可能性も指摘されている。(翻訳・編集/KT)

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