日清製インスタントラーメンの薬品汚染、問題製品は中国市場に流通せず―中国

Record China    2008年10月28日(火) 10時22分

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27日、東方早報は日清食品製「カップラーメン」の回収問題について報じた。関連会社の発表によると、問題の製品は中国市場に出回っていないという。写真は北京市のスーパーで販売されている日清製インスタントラーメン。

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2008年10月27日、東方早報は日清食品製「カップラーメン」の回収問題について報じた。関連会社の発表によると、問題の製品は中国市場に出回っていないという。

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日清食品製「カップラーメン」から防虫剤パラジクロロベンゼンが検出された問題で、23日に日清食品は記者会見し、50万食を回収すると発表した。なお同社工場ではパラジクロロベンゼンは使われておらず、また製造ラインの7台の監視カメラを設置するなど万全の管理体制を取っていることから、防虫剤は出荷後に混入したものと見方を示した。国立医薬品食品衛生研究所も「防虫剤と同じ袋に入れておくなど高濃度の環境なら、揮発した成分が移って検出される可能性がある範囲の数値」とコメントしている。

日清中国公司、上海日清食品有限公司の両社は「販売している製品は中国産材料を使って中国国内で製造している」として、問題との関連を否定。日本から製品を輸入しているジャスコは「問題のロットは中国に輸入されていない」とコメントした。しかし、薬品汚染問題が発生したことで、安全性で高い評価を受けている日本食品のブランドに影響を与える可能性も考えられる。(翻訳・編集/KT)

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