Record China 2008年10月27日(月) 0時3分
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26日、中国飛び込み界で起きた「報奨金ピンはね疑惑」をめぐり、ネット上で余波が広がっている。ピンはね行為を告発した文書の内容をあるネットユーザーがブログで暴露したのだ。写真は疑惑の周継紅・中国飛び込みチーム監督。
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2008年10月26日、重慶晩報によると、中国飛び込み界で起きた「報奨金ピンはね疑惑」をめぐり、ネット上で余波が広がっている。ピンはね行為を告発した文書の内容をあるネットユーザーがブログで暴露したのだ。
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記事によると、ネット上に流出したのは、清華大学飛び込みチーム総監督の于芬(ユー・フェン)氏が、報奨金をピンはねしていたとして周継紅(ジョウ・ジーホン)氏を告発した文書の内容。周氏は、ロス五輪の女子10m板飛び込みで金メダルを獲得した元選手で、現在は中国飛び込みチームの監督。
中国の関連規定によると、選手の所属期間は満4年。選手が所属を脱退しても2年以内であればコーチは同等の報奨金を受け取ることができる。2年以上は関連規定に基づく比率で報奨金が支給される。ブログによると、伏明霞(フー・ミンシア)、郭晶晶(グオ・チンチン)、労麗詩(ラオ・リーシ―)など7選手が于氏の元教え子。しかし、于氏は100分の1の報奨金しか受け取っていないという。今年初めに于氏自身も「本来であれば、数年間で100万元(約1500万円)が支給されるはず。しかし、15万8000元(約237万円)しか受け取っていない」と主張している。
重慶晩報の記者は于氏に電話取材を敢行。ブログ内容の真偽を確かめたところ、「誰が書いたのかは全く判らない」としながらも、あっさり事実を認めた。于氏は、次のように述べている。「まず、ブログ内容は基本的に事実。確かに私は関連部門に告発しました。次に、我々の政府と法律が公平なもので、最も合理的に解決すると信じています」。なお、記者は周氏にも電話取材を申し込んだが、回答はないという。(翻訳・編集/SN)
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