<中国幹部集団暴行>観光局官僚が相次ぎ訪台中止、事件の影響広がる―中国

Record China    2008年10月25日(土) 17時47分

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23日、海峡両岸関係協会の張銘清副会長が台湾で暴行を受けた事件を受け、中国各省の観光局官僚が訪台を中止するなど事件は大きな波紋を呼んでいる。写真は予定を切り上げ北京へ戻る張副会長。

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2008年10月23日、中国時報によると、海峡両岸関係協会の張銘清(ジャン・ミンチン)副会長が台湾・台南市で暴行を受けた事件を受け、中国各省の観光局官僚が台湾訪問を中止、台湾ツアーを扱う旅行会社から安全面の問い合わせが殺到するなど事件は大きな波紋を呼んでいる。

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21日、台南市内の孔子廟を参観中の張副会長は、民進党の王定宇(ワン・ディンユー)市議率いる群集に囲まれ地面に押し倒されるなどの暴行を受けた。22日、体調不良を訴えた張副会長は精密検査を受けるため、滞在を切り上げ北京へと戻った。

馬英九(マー・インジウ)総統や与党関係者は暴力行為を非難するコメントを発表しているが、中国では大きな衝撃をもって受け止められている。馬総統は中国観光客の誘致を総統選公約に掲げていたが、これまでの観光客数は目標を下回る水準だった。事件が台湾旅行熱に冷や水を浴びせたことは間違いなく、中台関係にもしこりとなることも考えられ、馬政権には厳しい打撃となった。(翻訳・編集/KT)

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