Record China 2008年10月23日(木) 13時55分
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22日、中国−台湾間の航空チャーター便運航について、早ければ来月から、正式に直行便が就航する可能性が報じられた。増便や離発着地の拡大、貨物チャーター便就航なども検討されている。写真は「台湾通行証」を持ったチャーター機搭乗前の中国人旅行者。
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2008年10月22日、徐々に解禁が進んでいる中国−台湾間の航空チャーター便運航について、早ければ来月から、正式に直行便が就航する可能性が報じられた。台湾メディアの報道を中国経済ネットが伝えた。
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これについては、海峡両岸関係協会の陳雲林(チェン・ユィンリィン)会長が今月末から来月初旬にかけて訪台し、海峡交流基金会との折衝を行う(編集部注:現在、中台間の交渉は民間団体を通じて行っている。中国側の窓口を海峡両岸関係協会が、台湾側の窓口を海峡交流基金会が務める)。中台間の直行便就航や貨物チャーター便、チャーター便数の拡大などについて話し合われる予定。早ければ来月にも、中台間で“本当の”直行便が正式に就航する見通し。
これまでに中台間で就航していたチャーター便は、離陸地から一度香港を経由していたため距離的に大きなロスを伴っていた。これがいわゆる“直行”ルートとなることで、例えば上海ー台北間のフライトの場合、飛行時間は従来の2時間40分から1時間10分と90分も短縮される。
また、便数の増加も検討中で、今後は従来の2倍に当たる週36便に増便するほか、中国側では新たに成都、重慶など6か所が発着都市に指定される。さらに、貨物チャーター便についても正式決定が近い見通し。決定すれば、中国側は上海と広州、台湾側は台北の3地点で運航が始まる。(翻訳・編集/愛玉)
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