中国の探査船を海域侵犯で拿捕、「荒波を避けた」―ロシア

Record China    2008年10月22日(水) 13時17分

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21日、ロシア北東部のチュクチ海で同国の国境警備隊が、中国船籍の探査船を拿捕した。乗組員は調べに対し、「荒波を避けようとした」と話しているという。写真は国境問題が解決したばかりのタラバロフ島(中国名:銀龍島)。

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2008年10月21日、人民日報系「環球時報」は、20日付のロシア・ノーボスチ通信社からの転電として、ロシア北東部のチュクチ海で同国の国境警備隊が、中国船籍の探査船を拿捕したと報じた。

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ロシア連邦保安庁北西地域国境局の報道官によると、この船は当初国籍が分からず、国境警備隊が発した信号にも応答しなかった。その後、連邦保安庁のヘリコプターによって中国国旗が掲げられているのを発見。この船が、中国船籍の「濱海―517」(BIN―HAI―517)という探査船であることが判明した。乗組員は国境警備隊の調べに対し、「荒波を避けようとしたらロシア海域に入ってしまった」と説明しているという。船には、中国人21人とカナダ人1人が乗っていた。

環球時報の報道によると、この船は油田探査・採掘を手掛ける中海油田服務股フェン公司(COSL)所有の探査船で、地震探査を行っていた。(翻訳・編集/NN)

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