中国幹部に集団暴行、反中感情高まる―台湾

Record China    2008年10月22日(水) 9時34分

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21日、台湾の台南市を訪問中の海峡両岸関係協会副会長、アモイ大学ニュース宣伝学院院長の張銘清氏が暴徒に襲われる事件が発生した。写真は張副会長。

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2008年10月21日、台湾の台南市を訪問中の海峡両岸関係協会副会長、アモイ大学ニュース宣伝学院院長の張銘清(ジャン・ミンチン)氏が暴徒に襲われる事件が発生した。新華社が伝えた。

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現在、中台間の交渉は政府機関ではなく民間団体を通じて行う形式を取っており、海峡両岸関係協会は中国側の窓口にあたる。張副会長は台南市の孔子廟を参観していたところ、野党民進党の王定宇(ワン・ディンユー)市議が率いる群衆に囲まれ、地面に押し倒されるなどの暴行を受けた。汚染粉ミルク事件もあり台湾市民の対中感情が悪化しつつあると伝えられる中、今回の事件は中台間の緊張を高めることにもつながりかねない。

馬英九(マー・インジウ)総統をはじめ与党関係者は暴力行為は許されないとして批判を強めている。また中台交流の台湾側窓口にあたる海峡交流基金会の江丙坤(ジアン・ビンクン)理事長は遺憾の意を表明しつつも、来月予定されている海峡両岸関係協会の陳雲林(チェン・ユィンリィン)会長の台湾訪問には影響しないとの見方を示した。(翻訳・編集/KT)

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