<中華経済>08年1−9月のGDP9.9%、5四半期連続下落で大台割れ―中国

Record China    2008年10月20日(月) 15時25分

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20日、中国国家統計局は08年1−9月期の主要経済指標を発表。1−9月のGDP(国内総生産)は前年同期比9.9%増の20兆1631億元。上昇幅は前年同期から2.3ポイント下落、10%の大台を割り込んだ。写真は江蘇省海安県の紡績工場。

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2008年10月20日、20日付新浪財経によると、中国国家統計局は現地時間20日午前10時、08年1−9月期の主要経済指標を発表した。1−9月のGDP(国内総生産)は前年同期比9.9%増の20兆1631億元だった。上昇幅は前年同期から2.3ポイント下落し、10%の大台を割り込んだ。

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GDPが下落するのは07年第2四半期以来、5四半期連続となる。08年第2四半期までの10四半期にわたって10%台を維持してきたが、世界経済の減退の影響を受けた形だ。

GDPのうち、第一次産業が同4.5%増の2兆1800億元、第二次産業が同10.5%増の10兆1117億元、第三次産業が同10.3%増の7兆8714億元だった。前年同期と比べた上昇幅は第一次産業が0.2ポイント上昇したのに対し、第二次産業が3.0ポイント、第三次産業が2.4ポイントそれぞれ下落した。

1−9月のCPI(消費者物価指数)上昇率は同7.0%。うち都市部が6.7%、農村部が7.7%それぞれ上昇した。上昇幅は前年同期から2.9ポイント上昇したが、08年上半期(1−6月)からは0.9ポイント下落した。CPIは直近5カ月連続で下落したことになる。9月単月のCPI上昇率は4.6%で、前月から0.3ポイント下落した。

なお、国家統計局は予定日を前倒しして経済指標を発表した。08年に入って予定を前倒して発表するのは9月以来、2回目。(翻訳・編集/KS)

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