Record China 2006年9月8日(金) 7時33分
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300名以上の子どもが鉛の中毒症状を起こし、うち11名の症状が重く、現在も西安市の病院に入院している。
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2006年8月末から9月初めにかけて、甘粛(かんしゅく)省隴南(ろうなん)市徽(フイ)県の2つの村で鉛中毒患者が続出し、これまでに児童373人を含む約1000人が、西安(せいあん)市の病院を訪れて検査を行った。西京病院は3人の専門医を急きょ徽県に派遣して現地医の指導を行ない、鉛中毒の診断と治療の技術を習得させた。児童373名のうち、重症患者11名はいまだに西京病院に入院して治療を受けており、そのうち数名は血中鉛含有量が規準を90%以上超え、また最もひどい患者は規準を数倍上回り、重度の鉛中毒と診断されている。成人患者の血中鉛含有量は、全員が規準を超えている。しかし地元に戻ったそのほかの患者の病状は、比較的軽いという。この大規模な中毒事故の原因は、近くの鉛精錬工場からの排水とみられ、地元政府が操業停止を命じた。
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