2008年10月14日、中国新聞網によると、米華字紙「僑報」が13日、中国の成長は今後は「農村」が原動力になるだろうとの記事を掲載した。

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記事によると、中国共産党第17期中央委員会第3回全体会議（三中全会）が12日、「農村改革推進の若干の重大問題に関する決定」を採択し、閉幕した。世界的に経済が混乱する状況のなか、農村の土地管理制度、農村金融システム、都市・農村の二元化体制の打破、都市と農村の一体化などが打ち出され、農村・農業・農民のいわゆる「三農」の発展を促すとともに、世界経済が衰退から脱却する“カンフル剤”としても注目を集めているという。

7億人を超す農民を有する中国で、2020年までに農民の平均年収を現在の2倍にするなどの目標を盛り込んだ抜本的な農村改革が実行されるところとなり、今後の中国は「農村」が成長の原動力になるだろうと指摘されている。（翻訳・編集/岡田）